書評

起きていることはすべて正しい

起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 Book 起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術

著者:勝間 和代
販売元:ダイヤモンド社
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なぜか分からないが、”勝間本”だけはフォトリーディングができるような気がする。2時間集中すれば読めてしまう。毎回、関心してしまうのが、他の本に対するpointerが巧妙にちりばめられている、まるで規模の大きいブログを読んでいるようで、インターネット時代の新しい本の形式と言えよう。

内容自体は、今までの本の視点をちょっと変えた焼き直しに過ぎない。ただ、この視点は、会社で愚痴ばかりたれているような輩に読ませてやりたい。

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神々の「Web3.0」

神々の「Web3.0」 (Kobunsha Paperbacks 125) Book 神々の「Web3.0」 (Kobunsha Paperbacks 125)

著者:小林雅一
販売元:光文社
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Web2.0を越えWeb3.0となるべき技術が満載という印象だ。生ものなので、今年中に読まないと意味がなくなると思う。このブログでも取り上げたセカイカメラも載っている。

ぜんぜん、関係ないが、分厚くてページ数が多いのに、非常に重量が軽い。おそらく単位文字数あたり使われているパルプの量は非常に少ない。このような環境に良い本はもっともっと出てくるべきだ。日本の本は紙が上質すぎる。環境技術が進んでいると自称している日本だが、日本全体の新築住宅を建設できる量の木材と同じ量(おそらくそれ以上)の紙を浪費する新聞を初めとして、ハイテク技術以前の基本姿勢に疑問を持たざるを得ない。

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嘘を見破る質問力

反対尋問の手法に学ぶ 嘘を見破る質問力 Book 反対尋問の手法に学ぶ 嘘を見破る質問力

著者:荘司 雅彦
販売元:日本実業出版社
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筆者の弁護士としての経験から積み上げられた、ウソを見破るテクニックが満載されている。始めはビジネスに応用できそうな事例が並べられているのだが、後半にかけて男女間の話になって、女は男より嘘がが上手という点にページが割かれ横道にそれていく。人間ぽくて面白い。

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ハイエク 知識社会の自由主義

ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書 543) Book ハイエク 知識社会の自由主義 (PHP新書 543)

著者:池田 信夫
販売元:PHP研究所
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なになにさんは、このように言っているといった、”知識人の言葉への参照の塊”である。参照は非常に短く、背景の説明もほとんどないので、難しくてよくわからない。特に経済学者への参照は、門外漢なので、ちんぷんかんぷん。もう少し、自分の言葉で書けないものかと思う。背景の説明がないと言うのは限られたpageの中では、致し方ないが、「だから、あなたはどう思いますか?そんなに著名人の言葉を引用しないと不安なの?」と突っ込みを入れたくなる。

ただし、参照される人々が経済学者かと思うと、次は科学者だったり、遺伝子の話が出てきたりと、何か新世紀の新しい学問の萌芽を予感させるような書き様ではある。

この本の読み方としては、参照された人々の名前を記録しておいて後で、インターネットで調べて自分の知識の幅を広げ、T字人間からπ字人間へと変革させていくためのツールとして利用できるのではないかと思う。その意味では池田さん得意のインターネットのリンク情報なども載せていただければ読みやすいのではないかと思う。

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地頭力を鍛える

地頭力を鍛える 地頭力を鍛える

販売元:楽天ブックス
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ハードカバーだが、図がいたるところに挿入されているので、字数は多くなく、あたかもプレゼンテーションを聞くように読めた。ただし、今、流行のMECEのような用語が、あまり十分な説明もなく登場してくるので、この手の他の本を読んで前提知識を持っていないと、トラップされてしまうこともあるかもしれない。本の終わりの方に出てくる推薦書などとあわせて読むと分かりやすいのかもしれない。

思い込みを回避するために、視点をいろいろ変えて考えるという手法が出てくるが、これを、アンジャッシュのコントを比喩に説明する部分などは面白い。

フェルミ推定についても言及されている。出てくる例は、日本にある美容室の数や、シカゴにいるピアノ調律士の数など、聞き飽きた話であり、もう少し新しい例を開拓して欲しかった。例えば新聞紙に使われている木材量のようなものだ。 割り箸やレジ袋を節約する環境運動の影で、その何百何千倍もの環境負荷を与えているものが見過ごされている(または隠されている)ような場合、フェルミ推定は本当の効果を発揮する。シカゴにいるピアノ調律士など、どうでもいいので、興味がわかない。

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科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている

科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている [宝島社新書] (宝島社新書 275) Book 科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている [宝島社新書] (宝島社新書 275)

著者:丸山茂徳
販売元:宝島社
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まず、タイトルが衝撃的なので買ってしまったが、予想どうり、タイトル自体がウソであった。

本人が書いているように、

CO2犯人説、賛成 :10%、反対:20%, わからない: 70%

が正しい。よって、本のタイトルは、「科学者の2割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと言っている。」の方が正確だ。

この時点で、科学者としての信用性が失われているので、掲載されているデータに信用性があるのか分からない。人は、最初に騙されると、その後、どんなに正しいことを言ったとしても信用しない。本当に、温暖化はCO2が原因でないと主張したいならば、タイトルからウソをつくのはやめるべきだ。

また、「温暖化したほうが陸地に雨がもたらされ砂漠が減る。」と読める部分がいたるところに出てくるのだが、もう少し、調べたほうがいいのではないか? 世間では、気象現象が極端になり、乾燥する地域と、雨量が大きくなる地域に、2極化するということが信じられているので、それについても言及するべきだ。

薄いので全部読んでしまったが、知りたい科学的根拠は、はじめの方の80ページ程度にしかなく、宇宙線が雲に影響を与える云々など、もっと詳しく知りたい部分は多いので、残念だ。

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進化しすぎた脳

進化しすぎた脳  中高生と語る「大脳生理学」の最前線 Book 進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線

著者:池谷 裕二
販売元:朝日出版社
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中高生を相手に行った講義でのやり取りの中で、脳の仕組みを探求していく。内容が難しいわりには、読みやすい。

ちょっと、私が知らなくて感動した点は、

  • 目には盲点があり、本来は見えないはずの視野の部分を、頭の中で補っている。見えないけれども勝手に想像する。
  • 目の解像度は100万画素でしかない。しかし、頭の中で補っているので、100万画素のデジタル写真のようにはガタガタした映像に見えない。
  • 「汎化」して、あいまいに記憶するからこそ、いろいろな状況に対応できる。見たものの、すべてを記憶してしまったならば、容量が足りないし、柔軟に対応できなくなる。例えば、目の前にある机の映像をそのまま、すべて記憶したならば、その机が横を向いただけでも机であると認識できなくなる。
  • 一つ一つの脳の活動はは、ニューラルネットワークのシリアルの100ステップ程度の動作でしかない。コンピュータでの100clock分で、どんな処理ができるのかという点と比較すれば、驚異的だ。

などだ。

しかし、中高生ということだが、質問が鋭すぎる。

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やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている。

やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている (Kobunsha Paperbacks Business (019)) Book やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている (Kobunsha Paperbacks Business (019))

著者:荒濱 一,高橋 学
販売元:光文社
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自動的に儲かる仕組みを作った9人の思考を9の視点に分類して分析している。自動的と言うと胡散臭い匂いも漂ってこないわけではないが、すべてのビジネスに通じる点ではある。社員がいくら努力しても結果が出ないような会社は、一様に儲かる仕組みができていないと言える。このような会社では社員は疲弊し退社し、最後には倒産となる。

情報商材の話題が出てきているが、ほとんどの情報が無料化しているインターネットで、情報そのものの価値に値段をつけて売っているという点は、興味を持った。

このブログは、温暖化に関して、貴重な森林資源を浪費する新聞がネット新聞を出さない点を批判している。おそらく紙媒体でないとマネタイズしにくいことを恐れて、ネット新聞を発行しないのだと考えているが、情報そのものに値段をつけている点は、ある意味ヒントとなりうる。

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スティーブ・ジョブス 神の交渉力

スティーブ・ジョブス 神の交渉力

を読んだ。この本に書いてある限りは、ビジネス書では、最も嫌われる上司のカテゴリに入る。

  • 人の思いついたアイデアは、その場で、駄目出ししておいて、次の日には、自分が思いついたように宣伝する。
  • 細かい部分まで口出しするマイクロマネージメント。
  • .......

よくも悪くも、ワンマン経営者なのだろう。 経営の第一線から身を引くときに、この会社がどうなるのか見物だ。おりしも、健康不安説が話題になっているが、この本にもすい臓ガンを克服した経緯が書かれている。

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ロジカル.シンキング

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution) Book ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

著者:照屋 華子,岡田 恵子
販売元:東洋経済新報社
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基本的には、MECE(ダブリなく・漏れなく)So What? Why so?の2つのフレームワークを組み合わせた論理的な思考と構成のスキルの演習問題集だった。

ただ、取り上げられている事例は、著者が女性であることから、化粧品の営業のようなものが多く、ちょっとピンと来ない。

「Aである。」と「Aではない。」の2つをあわせると、それは確実に数学的にMECEである。ところが、4Pとか3Cとか4CのフレームワークがMECEだと言い切っているが,そうは思わない。すずりょうのビジネスの超ヒントでも取り上げられているように、フレームワークに固執するのは危険な面もあると思う。もともと4Pとか3Cとかは、ぎりぎりの状態ではたらく営業部門で発生する思い込み事故が発生しないための、緩いフレームワークであるのだと、勝手に解釈した。

おそらく、ほとんどの企業では、上記に出てくる思考ツールを使ってはいないのだから、それらの企業に対しては有効なのであろう。

%追記

すずりょうの超ヒントに出てくる、ケーキ屋で店員が客を凝視するような行為をやめたら、客が入ってくるようになるという事例は、フレームワークで、どう分析すればよいのか? どこにも当てはまらないでしょ?みたいなことを言っていたと思いますが、4Pでは、Promotionに割り当てられませんか?

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ビジネスに「戦略」なんていらない

ビジネスに「戦略」なんていらない (新書y 195) Book ビジネスに「戦略」なんていらない (新書y 195)

著者:平川 克美
販売元:洋泉社
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正直、題名からして、今のビジネスの常識を180度転換してくれるような、新しい発想があることを期待していたので、がっかり。

文章の始めのところで、何の脈略もなく、若くしてベンチャービジネスに挑戦する人を、突然激情して、批判している。 その部分で期待できないとおもった。

折角、買った本なのでもったいないのですべて読んだが、はじめに感じた期待どうり面白くない。自分の思いをつらつらと何の脈略もなく述べているに過ぎず、だから何なの?結論は何?ではどうすれば解決するの?と突っ込みたくなる。ところどころ急に感情が爆発して、ベランメイ調になるので、「だいじょうぶ?このおっさん」という感じ。このおっさんの言うとうり、この会社はマッタリとビジネスのプロセスを楽しんでいればいいんじゃないかな? 倒産しなければ。これは、面白い発想をビジネスにする「戦略」ができない社長のぼやき。

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ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力

勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践 Book 勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践

著者:勝間 和代
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
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失礼な話だと思うが、女性というのは、大局を見る力は少ないものだと思い込んでしまっていたが、見事なまでにシンプルに整理された形で、ビジネスに限らない思考法を書き出していると感じた。

内容をサマリーしても面白くはないので、本の構成方法で感想。

  • 言語力をつけるためのテクニックに一つに比喩を意識するということが書かれているが、はたと気がつくと、この本の内容事態がいたるところに比喩が導入されており、非常に分かりやすい。(ここで私も比喩を使うとすると)ドラマの「相棒」のような論理的に良く自己完結された推理小説を読むような感動を覚える。論理思考能力のテクニックの一つにMECEが紹介されているが、この本の内容の構成が相互に排他的で、全体的に漏れが無いようになっている。大体、章ごとの表紙に書かれているビラミッドの絵は本の全体図の中で、この章の内容が、どの部分なのかを表している。これも本の中で紹介されているテクニックの一つである「イラスト図表を常に意識して使う」ことの実践なのだろう。
  • フォトリーディングが紹介されているが、キーワードやキーフレーズは太字で抜き出されているため、この本はフォトリーディングしやすい。本のつくり方と紹介している項目に矛盾がない。数学者が、これを読むとある種の気持ち良さを感じるのではないかと思う。
  • ブログや自分自身の他の本とのリンクが張られており、これらの本も読みたくなるような巧妙さがある。例えば「銀行にお金は預けるな」は題名からすると金融テクニック本みたいな匂いがするので、好かないのだが、読まざるを得ないような衝動に踊らされる。
  • 上記のようなリンクはリアルな紙媒体とインターネットを結びつける新たな形態の誕生を予感させる。他に日経ベリタスの購読者限定でアクセスできるサイトがあるらしいが、これも試みの一つなのだろう。

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脳は直感している。

脳は直感している Book 脳は直感している

著者:佐々木 正悟
販売元:祥伝社
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最近、脳ものに凝っている。普通、直感という言葉から超常現象とリンクしがちだが、本書は、そのような内容ではない。我々の日常生活で意識しないままに直感を使っていることがあるという例が数多くもちだされている。ただし、[....といわれている。」という語尾で主語が無いことが多く、信憑性に疑問がのこる部分が多いのが残念である。

直感力は、何も汚されていない子供や動物の方があると思いがちだが、経験を積んだ大人の方があるというメッセージは、ちょっと興味深い。

最近、車の運転をしていて、事故を回避したシーンに2回も遭遇したが、これも経験から来る直感力に救われたと感じている。

  • 制限速度を下回ってフラフラ走っていた高齢者の運転する軽自動車が、十字路の信号で停止。私はその車の直後で停止。横方向の道の信号が黄色から赤に変わろうとしているのに、進入してくる車があり。高齢者の運転する軽自動車は、青になった瞬間に発信(発信だけはすばやかった。) 横から進入してきた車に衝突。このとき、1,2秒前に、「発信するな!」という意味で私はクラクションをならしていた。この横方向の路地は細いので私の停止した位置からは進入してくる車は見えない。
  • 深夜に十字路の信号で停止。横方向の道の信号が黄色から赤に変わろうとしているのに、高速で進入してくる車があり。車には風体の悪い4人が乗っており大音響で音楽をならしている。自分の進路の信号が青になったので、発信しようとしたが悪い予感。こちらの信号が青になって2,3秒はたっているのに、つまり横方向の信号は赤になって5秒は立つのに高速で進入してきた2台目の車があり。私が発信していたら明らかに衝突されていた。2台の車はつるんでいたようだ。こいつらは、酔っ払いか、ただのバカか。二輪車が私の車の横をすり抜けて、信号無視の車に衝突するというイメージが的中しなかったことは幸いであった。

2件同じような状況だが、1件目の経験が頭の無意識な部分にインプットされていて、2件目の悪い予感につながっていたとも考えられる。

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脳を活かす勉強法

脳を活かす勉強法 Book 脳を活かす勉強法

著者:茂木 健一郎
販売元:PHP研究所
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脳科学者らしく、いかにドーパミンを出し脳を喜ばせるかという点を中心に展開されており、いっきに読めた。

途中で、現代国語が不得意であったことを暴露しているが、求められていることが「オリジナルで奇抜な発想ではなく、文章に即して、あっさりと無機的に答えを返すことだ。」と気がついたときに苦手意識がきえたというエピソードが載っていた。そこで、私はソレソレと唸ってしまいそうだった。同じ感覚を共有できる友を得たような気分だった。この感覚はこの文章を読んでいるひとの90%は何のこと?と思っているに違いない。

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ウェブ時代 5つの定理

ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!

ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!

著者:梅田望夫

ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!

ウェブ時代のキープレイヤーの印象にのこった言葉にコメントをつけていくものです。ほとんどが2000年以降の言葉を引用していますが、これを10年20年後に読んだとしても、変革の狭間を代表する言葉であっただろうなと思える言葉が並んでいます。

一つだけ紹介すると、「インターネットが負けるほうに賭けるな。」というエリックシュミットの言葉があります。

これに、私なりのコメントをつけるとすると、この言葉は2重に否定が入っていることにミソが在るのではないかと考えます。

新聞や本が、インターネットで電子化され販売される時代が来ると発想した場合、おそらく今ならば80%以上の人が否定するのではないかと思います。しかし、10年さかのぼった自分を想像し、今のようにインターネットで本を買ったり検索エンジンでものを調べると、ほとんどのことが調べられるような時代が来ると予想していただろうか? たしか、夢としては考えていたが、ほとんど確信が持ててはいなかったと思います。たった10年で世界が変わっていることに気がつくわけです。

もし、この言葉が「インターネットが勝つほうに賭けろ。」であったとしたら、そこには過去への振り返りのような意味が入っていないのですが、2重に否定が入ることにより、「ちょっと待て、ちょっと過去をふりかえってみると、常にインターネットが勝っているという事実があり、なにも考えずに賭けをしたとしてもインターネットが負ける確率は50%より小さいのだ。」ということが暗に含まれていると、勝手に想像してしまうのです。

この言葉は、地球環境を壊してもなんとも思わない電子新聞を作ろうとしない新聞社に送りたいと思います。紙の新聞は無くならないかもしれませんが、カセットテープやCDみたいに縮むしかない世界にこだわりたいならどうぞ。

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効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 Book 効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

著者:勝間 和代
販売元:ダイヤモンド社
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字数も少なく一揆に、今日3時間ほどで読んでしまいました。論理の深みは正直感じられないのですが、日常生活で、こと細かくああしろこうしろというような女性らしい論点で書かれているので、非常に具体的でITを駆使した自分の体験からくる示唆で、説得力があると思います。

たとえば、ノートブックPCを補助脳として使うという視点は、実はありそうであまり聞かなかった見方で面白いと感じました。この示唆の中で、酒やタバコは控えなさいという点が強い口調で述べられているのですが、この点以外は自分自身が自分のパフォーマンスを最大化しようと意識している部分と共通なことが多く、いちいちうなずける内容だったように思えます。

ただ、用語のなかで、言わんとしていることをOS(オペレーティングシステム)と比喩している部分があります、が理科系の人は、そうは表現しないよね、勝間さんは文系なんですね。^^と感じました。

本は、多く読んだほうがよく、ハードカバーの本の方が内容が濃いという部分がありますが、正しいと思います。ただ、別の観点を考えてしまいます。最近の製紙業界の古紙配合率偽装問題とあわせて考えると、正直、日本の本は立派過ぎると考えております。USの本などは、ほとんど電話帳のような様相で、色も黒っぽいわら半紙よりちょっとましのものが多いです。タイの紙は水分を多量に含んでいるようなさわり心地で、日本では考えられないような、最低の品質です。製紙技術の差ではだけではなく、おそらく日本の本は熱帯の森林を傷つけている割合が高いのではないかと考えております。

アルファブロガーと呼ばれている人は、結局は本を出版している人が多いのですが、それは儲けるためなのでしょう。アフィリエートではなく、インターネット上で書いている内容そのもので、儲けるビジネスモデルは何か無いかと考えてしまうこのごろです。

(qwerさんからアフィリエートで儲けているのですかというコメントがありましたので、少々気になっていたアフィリボタンをためしてみました。)

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