« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月

地頭力を鍛える

地頭力を鍛える 地頭力を鍛える

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する

ハードカバーだが、図がいたるところに挿入されているので、字数は多くなく、あたかもプレゼンテーションを聞くように読めた。ただし、今、流行のMECEのような用語が、あまり十分な説明もなく登場してくるので、この手の他の本を読んで前提知識を持っていないと、トラップされてしまうこともあるかもしれない。本の終わりの方に出てくる推薦書などとあわせて読むと分かりやすいのかもしれない。

思い込みを回避するために、視点をいろいろ変えて考えるという手法が出てくるが、これを、アンジャッシュのコントを比喩に説明する部分などは面白い。

フェルミ推定についても言及されている。出てくる例は、日本にある美容室の数や、シカゴにいるピアノ調律士の数など、聞き飽きた話であり、もう少し新しい例を開拓して欲しかった。例えば新聞紙に使われている木材量のようなものだ。 割り箸やレジ袋を節約する環境運動の影で、その何百何千倍もの環境負荷を与えているものが見過ごされている(または隠されている)ような場合、フェルミ推定は本当の効果を発揮する。シカゴにいるピアノ調律士など、どうでもいいので、興味がわかない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新聞が大本営?

池田信夫blogによると、新聞が大本営であり今もその体質であるならば、日本の新築一軒家を建てるために使われる木材と、同じだけの木材を消費している新聞社の存在価値って何?

ちなみに、新聞の木材消費量を推定するときに、リサイクル率を加味するのを忘れたが、巷に流れている60%を採用したとしても、一日あたり新聞紙の消費量を、ネットで最も良く流れている1万トンという数字を採用すると、結局、新築一軒家を建てるための木材量と同じであることには変わりない。

大体、最近の製紙会社のリサイクル率偽装があるので、60%という数字も信じられないのだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新聞紙で毎日何軒の家が建てられるか。

以前、何年分の新聞紙で家が建つか計算できないものかと問いかけてみたが返答がないので自分で推定してみることにした。

データの材料は、次のようだ。

150m2の広さの家では 32m3 x 0.5 = 16トン の木材が使われている。

よって、毎日毎日、5000/16 = 312件 の家が建てられる計算になる。新聞紙をやめると、毎日ちょっとした分譲地の家をすべて建てられるということだ。

1年では312 x 365 :=  11万軒の家が建てられることになる。

勝手に持ってきたデータは、お分かりであると思うが、すべて新聞社側に有利にふってある。例えば、日本で消費される新聞紙は2チャンネルあたりでは1万トンという情報が流れているし、日本の一軒家の平均面積は150m2より狭いはず。それでもこのような数字になるのは脅威的といわざるを得ない。

これをMOTTAINAIと言わなかったら、何がもったいないというのか?

追記

国土交通省の出している建設着工統計を見てみたら、一戸建住宅の新設着工件数は、1ヶ月あたり1万軒程度なので、一年では12万軒。まさに新聞紙の消費量と、ほとんど同じである! 

「日本の一戸建住宅を建てるときに使われる木材量と、新聞紙として使われる木材量は同じ」

という結論になってしまう。どなたかこの推定が間違っていたら、ご指摘ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

世界日報の電子新聞

http://www.worldtimes.co.jp/itenews/main.html

日本語の新聞でも電子新聞として発行しているところが出てきた。(出ていた?)

私は統一教会とは全く関係ないが、電子新聞を発行したという努力に、とりあえず、拍手を送りたい。

紙の新聞を、そのまま、PDFやwebのformatに移行しているようだが、第一段階としては順当な選択といえよう。ただし、第二段階としては、更なるアイデアを期待したい。たとえば、

  • 日経ベリタスのような、投資活動に特化した情報を重点的に取得できるようなカスタマイズ機能。
  • 見ている記事から、読者の嗜好を類推し、見たそうな記事から早めに提示するレコメンデーション機能
  • もちろん、サイト内の検索機能。
  • あらたにすのような他の新聞社の出している同等内容の記事との比較機能。
  • 見ている記事から、読者の嗜好を類推し、読者が欲しそうな製品の広告を自動的に提示する機能。

などだ。新聞社側からすると、最後の広告機能のアイデアなどは、死活問題なのではないだろうか? 毎日新聞の例にもあるように、新聞広告収入が激減しているようなので。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新聞(紙)のコスト

http://yashiki.iza.ne.jp/blog/entry/460304/

毎日、数千トンの紙が消費されているそうだ。紙の製造、印刷、輸送など、コストとして考えても大変な金額になるのは容易に分かる。

これが、電子新聞になれば、数百台多くても数千台のサーバーに、置き換えられる可能性があるのに、なぜ、いつまでも紙媒体に、こだわるのか不思議でしょうがない。 明らかに、サーバーの電気代の方が小さいはず。

エコというと、「今までの生活を我慢して」といったネガティブなイメージになるのだが、あえてエコなどどうでもいいという立場をとったとしたとしても、電子新聞は会社の基本原理の一つであるコストを劇的に減らす可能性を秘めている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東南アのメディア、電子新聞の導入続々

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080819AT2M1801K18082008.html

なんと、アジアにも抜かれてしまうのか? 恥ずかしくないのか? 森林破壊屋(==日本の新聞社)

書いている日経さんは?

と思って過去の記事を探したら、ネット事業を分社化していた。NTTとNTT docomoの関係とか,富士電機と富士通の関係と同じでは? 何年か後に、母屋の新聞紙屋さんは貧乏になってましたみたいなことになっていたりして。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている

科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている [宝島社新書] (宝島社新書 275) Book 科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている [宝島社新書] (宝島社新書 275)

著者:丸山茂徳
販売元:宝島社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

まず、タイトルが衝撃的なので買ってしまったが、予想どうり、タイトル自体がウソであった。

本人が書いているように、

CO2犯人説、賛成 :10%、反対:20%, わからない: 70%

が正しい。よって、本のタイトルは、「科学者の2割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと言っている。」の方が正確だ。

この時点で、科学者としての信用性が失われているので、掲載されているデータに信用性があるのか分からない。人は、最初に騙されると、その後、どんなに正しいことを言ったとしても信用しない。本当に、温暖化はCO2が原因でないと主張したいならば、タイトルからウソをつくのはやめるべきだ。

また、「温暖化したほうが陸地に雨がもたらされ砂漠が減る。」と読める部分がいたるところに出てくるのだが、もう少し、調べたほうがいいのではないか? 世間では、気象現象が極端になり、乾燥する地域と、雨量が大きくなる地域に、2極化するということが信じられているので、それについても言及するべきだ。

薄いので全部読んでしまったが、知りたい科学的根拠は、はじめの方の80ページ程度にしかなく、宇宙線が雲に影響を与える云々など、もっと詳しく知りたい部分は多いので、残念だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

リニアモーターカー必要?

リニアモーターカー再浮上、トンネル暖めませんか

という記事。要は、空気抵抗を減らすためにトンネル内の空気を暖めて単位体積あたりの質量をへらそうということらしい。

なんか懲り過ぎてません? 廃熱を利用するにしても、そんなエネルギーがあるのだったら、回生にまわすべきでしょう。

その前に、リニアモーターカーって必要なのでしょうか? 70年80年代にあったら、経済に活性化に貢献したと思いますが、すでに20,30年の月日が流れ、いまさら.....

ビジネス出張に役に立つという話もありますが、このITの時代に、人間が急いで出向いていかないと成り立たないようなビジネスをしているような会社は、倒産するんじゃないですか?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

進化しすぎた脳

進化しすぎた脳  中高生と語る「大脳生理学」の最前線 Book 進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線

著者:池谷 裕二
販売元:朝日出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

中高生を相手に行った講義でのやり取りの中で、脳の仕組みを探求していく。内容が難しいわりには、読みやすい。

ちょっと、私が知らなくて感動した点は、

  • 目には盲点があり、本来は見えないはずの視野の部分を、頭の中で補っている。見えないけれども勝手に想像する。
  • 目の解像度は100万画素でしかない。しかし、頭の中で補っているので、100万画素のデジタル写真のようにはガタガタした映像に見えない。
  • 「汎化」して、あいまいに記憶するからこそ、いろいろな状況に対応できる。見たものの、すべてを記憶してしまったならば、容量が足りないし、柔軟に対応できなくなる。例えば、目の前にある机の映像をそのまま、すべて記憶したならば、その机が横を向いただけでも机であると認識できなくなる。
  • 一つ一つの脳の活動はは、ニューラルネットワークのシリアルの100ステップ程度の動作でしかない。コンピュータでの100clock分で、どんな処理ができるのかという点と比較すれば、驚異的だ。

などだ。

しかし、中高生ということだが、質問が鋭すぎる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

イカ釣り船に無駄使い、空からお見通しです.

イカ釣り船に無駄使い、空からお見通しです」は拍手100発ぐらい送りたいですね。

確かに、イカ釣り漁船の電灯にカサがなくて宇宙を照らしているのは、おかしいですね。この程度の努力はして欲しいですね。

発光ダイオードをつかった実験も行われているようですが、こんなことを何年もかけて実験するより、簡単にすぐに効果があらわれるはず。 それに、まだまだ高額の発行ダイオードに切り替えるのにかかった費用がどのくらいでペイできるのか心配だ。

漁師が漁をするほど赤字が拡大するというのは、技術的な問題というより、何人もの仲買が間に入っている非効率なシステムが問題なのであって、イオンの直接買い付けのような動きも出てきている。

温暖化防止を機会に、世界が大幅に転換しようとしているおりに、政府は、このような時代錯誤のシステムを温存させるような補助金をだして、さらにプライマリーバランスを悪化させるのだろうか?

| | コメント (1) | トラックバック (0)

電気スポーツカーから見る未来の勢力地図

以前、電気自動車の方がガソリン車より速くなるので、電気自動車でF1レースも開かれるのではないかとブログに書いたとがあるが、すでに電気自動車のスポーツカー専用の自動車会社ができていた

三菱のMiEVが1Kmを走るために必要な費用を1円と公言しているが、3倍の電気量が必要な大きな車を仮定しても1KMあたり3円になる。

ガソリン180円で燃費10KM/Lの車だと、1KMあたり18円なので、電気自動車の6倍の費用がかかっている。

住宅会社のCMで、宇宙飛行士の毛利さんと、多部さんが、温暖化を防ぐために、快適な暮らしを我慢するのではなく、技術の進歩をうまく使えばエネルギーの無駄は随分減らせるといっている。温暖化防止というと節約とか減らすとか控えめにするとかいった、ある意味、後ろ向きな言葉が出てくるが、電気自動車にすれば、性能も、費用も、ガソリン車より勝るようになるのは火を見るより明らかだ。

後ろ向きに考えるより、「石油依存の体質から、できるだけ早く脱出することが、未来の覇権を握ることになる。」と考えるべき問題である。日本は、この点では、最先端をいっているとされているので、未来は明るい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Google ストリートビュー

試してみたら、自分の家も載っているのを確認した。よくぞ、こんな細い道まで撮影しに来たものだ。

写ってしまった人の肖像権や、個人情報の保護に話題が集中しているが、顔は、ぼかされているので、全く問題ないと思う。大体、外出するときは、不特定多数の人に目撃されることを前提にしているわけで、写ったからといって問題にするのはおかしい話だ。ただし、家の中にいる人が写っていたならば問題だろう。

それより、次の段階で、どう発展させるのかが気になる。Google ストリートビューでセカンドライフのような世界を展開できたら面白いのではないだろうか? たとえば、小さな商店の店主は、実際の自分の家の写真上で、仮装店舗を開くことができると、リアル店舗で制限されている販売機会を世界中に広げることができるという利点があるのではないか?

アメリカ的な個性のない大規模店舗にばかりが目につくが、いつかはあきれられ、個性を持った小規模店舗への回帰が始まる。ただし、単に時計の針が戻るようなことはない。このようなテクノロジーをベースに全く新しい形を取るのだと思う。

ストリートビューの名前通り、都会の道ばかりがデーター化されているが、バーチャル観光のようなことがしたい人も、多いいのではないか? もっと観光地のデーターもインプットして欲しいものだ。住宅地は確かに防犯上の問題があるが、観光地では、どんどん景色を公開して欲しいと思っている人の割合が多いと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

背景には新聞広告の衰退

毎日デイリーニューズがらみで毎日新聞内部のごたごたを暴露しているようだが、もともとのネタになっている低俗な記事なるものが何か分からないし、引用されている新聞紙の「ネット君臨」なる記事も読んでないので良く分からない。

わざと分かりにくくしているのは、元ジャーナリストの、佐々木さんの一つの手法なのだろうか?

ともあれ、ネットに対して新聞が恐怖感と敵意を持っていることは感じ取れる。森林を切り倒して作った大量の印刷物が、毎朝、輸送されるという、異常な事態の終わりの始まりであることは確かだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

太陽光と水を「燃料」に変換:安価な触媒で

太陽電池の電気を利用して、水を水素と酸素に分解する触媒が発見されたらしい。

水素は燃料電池と組み合わせて、好きなタイミングで電気にすることができるので、太陽電池の利用価値が拡大する。光合成の一部の機能を機械で実現したような形だ。リチウム電池のようなものに電気を貯蔵するよりはるかに効率がよいのではないか?

ただし、MIT news の原理図をみてみると、わざわざ太陽電池と組み合わせる必要も無いのではないか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている。

やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている (Kobunsha Paperbacks Business (019)) Book やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている (Kobunsha Paperbacks Business (019))

著者:荒濱 一,高橋 学
販売元:光文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

自動的に儲かる仕組みを作った9人の思考を9の視点に分類して分析している。自動的と言うと胡散臭い匂いも漂ってこないわけではないが、すべてのビジネスに通じる点ではある。社員がいくら努力しても結果が出ないような会社は、一様に儲かる仕組みができていないと言える。このような会社では社員は疲弊し退社し、最後には倒産となる。

情報商材の話題が出てきているが、ほとんどの情報が無料化しているインターネットで、情報そのものの価値に値段をつけて売っているという点は、興味を持った。

このブログは、温暖化に関して、貴重な森林資源を浪費する新聞がネット新聞を出さない点を批判している。おそらく紙媒体でないとマネタイズしにくいことを恐れて、ネット新聞を発行しないのだと考えているが、情報そのものに値段をつけている点は、ある意味ヒントとなりうる。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

脳波マウス

脳波マウスなるものが出てきた。要は手でマウスを動かす代わりに、脳波でマウスを動かすらしい。

PCから、iPhoneのような携帯機器への流れが始まっているが、一番のネックは言うまでもなく、man-machine interfaceであろう。

これも、一つのネタだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »